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【感想】療養中、「豆の上で眠る / 湊かなえ」を後輩に貸してもらいましたので、読ませていただきました。

豆の上で眠る / 湊かなえ (新潮文庫) の写真

先日、"帯状疱疹" に罹った際に、自宅で安静しないといけなかったので、なるべく安静にしていましたが、何もしていないと "痛み" を強く感じてしまうので、何か気を紛らわす方法はないか必死に探していました。

 

そんな時、職場の後輩がお勧めの小説を貸してくれました。

 

こちら、「豆の上で眠る / 湊かなえ (新潮文庫)」です (^^)/!

 

"あらすじ" をざっくり説明すると (※ほんのちょっとだけネタバレになるかも・・・・)、主人公 (結衣子) の 姉 (万佑子) が、突然、行方不明になってしまうのですが、2年後、唐突に発見されます。

 

しかし、その姉には何か違和感が・・・・・・・。

 

この違和感の正体は何なのか?『えんどう豆の上に寝たお姫様』という "アンデルセン童話" をモチーフに物語が進んで行きます。

 

結局、ラストに色々と明らかになるのですが、色々と明らかにされても何か "もやっ" とした違和感が残ります。

 

本当の家族とは何なのか、血のつながりとは何なのか、を考えさせられるような小説でした。

 

初めて、"湊かなえさん" の小説を読ませていただきましたが、すごい読みやすく、スイスイ読めました。

読者に対する気の引き方が上手だな~~~という印象でした。

 

貸してくれた後輩が "湊かなえさん" の他の作品 【リバース】 だったかな?、それがこの作品よりももっとオススメと言っていたので、機会があればそちらも読んでみたいと思います (*´ω`*)♪

 

貸していただき、ありがとうございました m(_ _)m

 

それにしても、この小説をチョイスしてくれたのは、帯状疱疹が背中にできていたから、本作品のテーマでもある "えんどう豆の上に布団が敷かれていることによる【背中の違和感】" というものを被せてきたのかな (^_^;)?笑

 

 

 

【豆の上で眠る / 湊かなえ (新潮文庫)】です。